お水を飲んでくれない猫ちゃんに動物看護師がやること。

猫ちゃんがなかなかお水を飲んでくれない…そんなときの水分補給アイデア 「うちの子、あんまりお水を飲まないなあ」と気になったことはありませんか?もともと猫ちゃんは砂漠で暮らしていた動物の子孫なので、あまりたくさんのお水を飲まなくても平気なようにできています。とはいえ、水分が足りないと腎臓や膀胱に負担がかかってしまうこともあるので、飼い主さんとしてはやっぱり気になりますよね。今回は、無理なく水分をとってもらうためのちょっとした工夫をご紹介します。

まずはお水まわりを見直してみましょう 猫ちゃんは意外と繊細で、お水の「置き場所」や「器」にこだわる子が多いんです。ごはんのすぐ隣だと飲みたがらなかったり、ヒゲが当たる深い器が苦手だったり。まずは、いくつかの場所にお水を置いてみる、器を陶器やガラスに変えてみる、といった小さな変化を試してみてください。新鮮なお水にこまめに取り替えてあげるのも大切なポイントです。流れる水が好きな子には、循環式の給水器もおすすめですよ。
ウェットフードは、おいしく水分がとれる強い味方 お水そのものをなかなか飲んでくれない子には、ウェットフードがとても頼りになります。ウェットフードは全体の7〜8割ほどが水分でできているので、食事をしながら自然と水分補給ができるんです。ドライフードだけの子は、1日1回ウェットフードをプラスしてあげるだけでも、とる水分の量がぐっと増えます。ふだんのドライフードに少しお湯やお水を足して、ふやかしてあげるのも手軽でおすすめです。香りが立つので食いつきがよくなる子も多いですよ。
夏はチュールを「アイス」にして夏バテ対策に 暑い季節は、食欲が落ちたり水分不足になりやすかったりと、猫ちゃんにとっても油断できない時期です。そんなときにおすすめなのが、大好きなチュールを凍らせた「ひんやりアイス」。少量のお水で薄めたチュールを製氷皿などに入れて凍らせるだけで、暑い日にぴったりのおやつになります。ペロペロなめながら水分もとれて、ひんやり気持ちよくて、夏バテ対策にもぴったり。溶けかけのシャリシャリ食感を喜ぶ子も多いんです。

ただし、キンキンに冷えたものを一気に食べるとお腹を冷やしてしまうこともあるので、少し常温に戻して「シャーベットくらい」であげるのが安心です。あくまでおやつなので、あげすぎには気をつけて、その子のペースに合わせてあげてくださいね。
いつもと様子が違うときは、早めに病院へ 工夫をしてもほとんどお水を飲まない、おしっこの量が急に減った・増えた、元気がなくぐったりしている、といったときは、体調のサインかもしれません。「ちょっとおかしいな」と感じたら、早めに動物病院で相談してあげてください。
毎日のちょっとした工夫で、猫ちゃんの健康はぐんと守りやすくなります。その子に合った方法を、少しずつ見つけていってあげましょう。まりんハウスも、猫ちゃんと飼い主さんの毎日を応援しています。
東京・南青山(青山一丁目駅徒歩2分)にて承っております。